We first make our habits, then our habits make us
(はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人をつくる)
17世紀イギリスの詩人ジョン・ドライデン John Dryden 1631-1700)の言葉です。

子ども英語教育の最も効果的な指導法を提案し、改革するこのEEYCの活動。
私自身も会員として日々学びながら、
主宰する教室で生徒達に指導を行っています。

そんな中保護者様から一番多く聞かれる悩みは
習慣づけ」についてです。

・絵本の読み聞かせ
・簡単なフレーズの語りかけ
・ご家庭での学習のサポート
やろう!と意気込んで始めたものの

「続かない。。。」

この保護者さまからのSOSをお聞きした時、激しく共感しました。

お恥ずかしい話、私自身も人生で唯一続いているのは、
「英語教育への熱」のみ。

ダイエット、運動、勉強、、、どれをとっても続きません。。
そんな自分の性格を知っているからこそ今まで様々な方法を試してみて、
一番習慣化のために効果のあったものを今回紹介したいとおもいます。

社会心理学者のHeidi Grant教授が研究をもとに発表した

if-then プランニング」
です。

簡単にまとめると

「もしXが起きたら、行動Yをする」
というもの。

新しいことを習慣付ける場合にはこの
Xのほうにすでに習慣化していること(歯磨きや食事、入浴など)を当てはめると良いとのこと。

「ベッドに入ったら英語絵本を一冊読む」
「お風呂タイムになったら英語で1フレーズ語りかける」

「1日5分からの英語で子育て」 羽織愛/山移玲 著
におすすめ絵本リスト、語りかけ例あり

人生も変えると言われる習慣の力。
生徒や保護者さまへの学習サポート、私達英語教育者自身のブラッシュアップのためにも
「習慣づけ」は重要なポイントとなるのではないでしょうか。

参考
Heidi Grant2011), Nine Things Successful People Do Differently』, Harvard Business Review Press