長崎支部の上野みゆきです。

【 2歳から20歳へ  】

2歳から我が教室に通ってくれていた生徒さん達4名が、今年20歳になります。とても感慨深い思いです。

早期英語教育を受けながら、我が教室で16年間を共に過ごし、こんな風に成長してくれました。

①物怖じしない大人
もちろん中には人見知りでおとなしい子もいましたが、show and tell から本格的なプレゼンなどをたくさん練習して、だんだんと積極的に話せるようになりました。そして、積極的なことは良いことだ!ということを英語を通じて体得した彼女達は、学校でもリーダー役を買って出るまでになりました。

②旅行、進学、就職は地球まるごとの中から選ぶ
中高生になると短期留学もしながら、海外も視野に入れて進学や就職先を選んでいました。英語のある生活は当たり前になり、ツアーを使わず、自分一人の単独ヨーロッパ旅行にチャレンジしたり、趣味の歌も映画も、ニュースも英語のまま楽しんでいます。
大学では留学生と積極的に交流し、特にボランティア活動に興味を持っているようです。
私の技術不足のせいで、完全なバイリンガルに育てることはできませんでしたが、それでも「英語が話せるから、どこに行っても友達できるよ」「世間話ぐらいはできるよ」と言ってくれてます。

③自分で考えて動ける大人
小学生ぐらいになると、クラスの中でお友達のお世話をやってくれるようになり、中高生ではうちの教室のイベントには欠かせないスタッフに育ってくれました。私の指示がなくても、自分たちで考えて行動し、適切な反省も行いつつテキパキと動く姿は、私もうっとり見とれてしまうほどでした。20歳になった彼女たちは、大学が休みになると帰省して、レッスンを手伝ってくれます。この曲懐かしい! このゲーム好きだった!と、今の生徒さん達より盛り上がったりもしますが、阿吽の呼吸で動いてくれる彼女たちは本当に頼もしい存在です。
よく言われる【英語の話せるドンマイな大人】にならなかった、私の自慢の生徒さん達です。

一方、私はと言えば

受験英語を10年指導した後、我が子の出産を機に飛び込んだ「子ども英語」でしたが、それは私の予想をはるかに超えた世界でした。
テキスト、参考書、ノートがあれば授業が成立した受験英語の机から離れ、ある時は保育士になり、女優になり、お絵描きしたり、切ったり貼ったり、めまぐるしく動きまわる子どもたちと一緒に、思いっきり体を動かしながらのレッスン。

「我が子もついでにバイリンガルにできたら一石二鳥じゃん」ぐらいの、本当に甘い気持ちでスタートしてしまった私は地獄を見ることになりました。レッスン準備やイベント準備に徹夜するのは日常茶飯事!後悔したことも何度もありました。本当にいっぱいいっぱいの毎日で、それでも手探りしながら懸命に駆け抜けてきた18年間でした。
昨年、私の技術不足を補うべく、サニーバニーの初級講座を受講し、このEEYCにも参加させていただくことができました。ご縁をいただき本当にありがとうございます。
日本の最西端の長崎から【英語も使えるオーサムな大人】を量産していきたいと張り切っています。